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MONSTRO 8K VV 試用

更新日:2021年4月16日

RED DIGITAL CINEMA社 による8Kカメラ MONSTRO 8K VV をテストで撮影できる機会がありました。


いわゆる「RED」の8Kカメラです。センサーサイズ40.96mm x 21.60mmと面積が広く、いわゆる35mmフルサイズ(ライカ判)をイメージサークルがカバーできるレンズの使用を想定しているでしょう。HELIUMという「RED」の8Kのカメラもありますが、こちらは29.90mm x 15.77mmという一回り小さなセンサーサイズとなりS35mmサイズ対応レンズの使用が主となります。



久しぶりのRED系カメラでしたが、PCとワークフローの進歩で、データの扱いが楽になっていました。メーカーソフトではなくとも、DaVinciResolve上で「RED」のRAW?画像データR3Dを細かく扱うことができました、今や当たり前のことですね。初代REDのイメージを持っていると、手持ちのMacで8KのR3Dが、コマ落ちですが、プレビューできたのは小さな感動です、コンシューマー用PCのスペックが進化しているおかげもありますね。ただ、Rec.2020の色域やBT.2100として確認するには、カラーマネージメントを考慮したモニタリング環境の整備が必要ですが、8Kをコマ落ちなしで再生できたり、カラーマネージメントを追求するには、どれくらい投資すればいいのか、気が遠くなります。


カメラについては、8Kというところで、画質的に無理がないか、S/Nも気になるところでした。同一R3DファイルをDaVinciResolveのCameraRAW設定でISO設定を変え、ガンマは見やすくリニアの設定で、参考に書き出してみました。


レンズ SIGMA FF High Speed Prime 40mm

DaVinciResolve CameraRawの設定 IPP2 Rec.709 BT.1886 R3D→TIFF→jpeg(投稿用)

ISO320


ISO1000


ISO5000


今回はレンズ比較がテーマだったのでカメラはあまり深掘りできませんでしたが(レンズ比較は諸々まとめ中です)、環境変えて使ってみると、もっと特徴が見えてくるでしょう。

α1も発売され、アストロデザイン8C-B60Aなどもそうですが、8Kの撮影自体は「普通」の事になるのも近いでしょうね。

8Kで現場で一番気を使うのはフォーカスのシビアなところです、8K解像度か、ドットバイドットで確認できるモニターが必要ですね。フォーカスの確認には時間をかけるのですが、スタッフ間で状況が共有されていないと現場はギスギスしてしまいます。SDからHD、HDから4Kの時もそうですが、データの重さ、編集大変さ、フォーカスのシビアさ、伴うコストなどなどについて共通理解があってこそ幸せな現場ですね。





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