先日、日本映画大学にて短期集中のデジタル撮影技術講義を担当しました。
これから初めて業務用デジタルシネマカメラを扱う学生に、センサーの原理やビデオ信号、デジタルデータについての基礎を解説する講義です。
今や映像制作においてポピュラーとなったLogガンマは、Cineon(映画フィルム画像をデジタルで作業するためのシステム)
で扱えるビデオデータというところから始まっています。このシステムのベースとなっているフィルムの「濃度」「特性曲線」の説明まで入れ込んでの数日間の講義では、学生は難しかったと思いますが、大学なのでこれくらいの情報は必要かなと。
毎年解説で終わってしまうHDRについても、今年はソニーマーケティングさんのご協力で業務用HDR対応モニター『PVM-X2400』によるリアルなHDR画像を学生に鑑賞してもらえました。鑑賞した学生は時々感嘆の声をあげていたのでHDR画像の表現力を実感できたようです。
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